「そんなぁー…っ!嫌だよ!いやいやっ!絶対に嫌だっ!!」


すがる思いで琉くんの腕を掴む。


「なんと言おうと入院だよ。それに前から入院の予告はしてたしね。」


冷たく言い放たれる言葉が胸にささる。


うっ…駄目だ…涙が…


「…うっ…ふぇっ…うわぁ~んっ!嫌だよーっ!…グズっ…」


ついに大声で泣き叫びだしたあたし。


けどやっぱり琉くんは冷静。


「自分が悪いんだから、泣いてわがまま言わないの。それに心臓に悪いから泣きやみなさい。」