帰ったらもう7時すぎ。


いっつもお兄ちゃんが帰ってくる前には帰ってきてたから、お兄ちゃんからのお説教が…


「芽依っ!こんな遅くまでどこ行ってたんだっ!?」

「…ん~、ちょっと友達の家に行ってた。友達って言ってもマリナちゃんだから大丈夫だよっ?」


「ったく。まだ病み上がりなんだからあそぶのもほどほどにしとけよ。」

「はーい。」


こういうときは一応返事だけしとけばいいよね。

そしてあたしはその日から兄ちゃんの言うこと何て無視して、毎日遊びだした。


今さらだけど、このとき本当にみんなの言うことちゃんと聞いとくべきだったんだよね。


あんなことになるなんて…。