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「何で花瓶なんか落ちてきたんだろう・・・」

てかもう1時間くらいずっとこんなこと考えてるよね。

「あああもう!なんかあたし恨まれるようなことした!?」

そう叫んでいると、スクバのポケットにあったケータイが鳴った。

ピリりリり

― 太陽 ―

あ、太陽だ。

「もしもし太陽?」

「あ、空乃?ごめん、こんな時間に電話して」

こんな時間?

 8:35

ほんとだ。こんなに時間経ってたんだ。

「ううん。いいよ」

「ありがと。てか大丈夫か?」

「花瓶のこと?」

「あー。うっうん」

「誰がやったのかは気になるけど、あたしは大丈夫だよ」

「そうか」

「うん」

「俺もお前の傍についてるようにするけど、1人の時は特に気をつけろよ?」

゛お前に傍についてる゛

「わかったw気をつけるね」

「じゃあ、そんだけ言いたくてさ」

「うん。ありがとう☆おやすみ」

「おやすみ」

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「太陽もこんなに心配してくれてるし気をつけなきゃ」

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