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「っ・・・うっ・・・」

なんであんな言い方しちゃったんだろ・・・

あたしもう絶対振られた・・・

「あたし最悪な奴だ・・・」

明日のデート・・・どーしよう・・・

「・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ガチャ

「はあ・・・」

少し空気を吸いにいこう・・

あたしは静かにドアを開けた。

「あ・・・」

そこには太陽。

「・・・っ・・」

ごめん・・・今は話せる状態じゃないんだ・・・

タッ

あたしは太陽の横を通り過ぎようとした。

ガシッ

え・・?

「今日のデートサボってどっか行くのか?」

「離してっ!」

「この間の話!」

「・・・・」

「あれ・・・ほんとに関係な!」

ドンッ

あたしは無言で太陽を突き飛ばして走った。

タッタッタッ

「空乃!」

「愛!?」

何でこんなとこに愛が・・・

「あんた、今日太陽と初デートなんじゃないの!?」

「何で知ってるの・・・?」

「さっき、空乃が心配だから家に行ったら家の前で太陽が座り込んでるから話聞いたの。太陽悲しそうな顔してたよ?」

「じゃあ・・・愛が支えてあげれば?」

「え?」

「愛、太陽に告白されたんでしょ?