おいおい…なぜ俺が襲われた形になっている!?


しかも──…



「ちょっ…!?優花さん、何やってんの!!」



カチャカチャという音に嫌な予感がしてガバッと起き上がると、彼女は俺のベルトを外してチャックに手を掛けているところだった。



「シてくれないなら私がする!」


「はぁっ!?ちょっとマジでやめ……っ!!」



うわ……うわわわ…!!


俺の制止も聞かず、彼女は俺自身をするすると撫で始める。


その異様に慣れた手つきに驚き、ヤバいと思いながらも反応してしまう。



何故だ……

何故こんなことに!?