◇Side 夏芽
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もう黙っていられない…!!
私の怒りは頂点に達していた。
仕事終わりに愛斗と買い物を済ませて帰ってくると、誰かが言い合っている声が聞こえてきた。
静かに階段を上っていくと、そこにいたのはショージさんと…見たことがないギャルっぽい女の子。
「あ!おとなりのお兄ちゃ…」
「しーっ!」
指をさす愛斗に、思わず人差し指を立てて口元に当てる。
なんとなく話の内容を盗み聞きしてみると、どうやら一夜を共にした相手らしいけれど…
私は呆れたため息しか出てこなかった。
──だって!
いったい何人の女の子とそんなことしてんのよ!?