「あの時あんなこと言わなければ、どんなカタチでも叶と一緒にいられたのにってすごい後悔して…」



いやいや、最初から一緒にいる気はなかったけど?


ものすごく面倒なことになりそうな予感に顔を引きつらせていると…



「だから叶っ!!」


「うわっ!?」



ミナは突然俺の腕に胸をムギュッと押し付けてくっついてきた。



「もう付き合ってとか言わないから、今日一緒に飲みに行こっ♪」


「はぁ!?」



何故そうなる!?


…というか、だいたいこのコの考えは読めるけど…。



「…飲みに行ったらどうせその後ホテルにでも行くんだろ?」


「あれぇ、なんでわかったの~!?」