“ありがとう”


私はそれだけ雫に送ると、携帯を閉じた。

雫、なんでこんなに暖かいの…??


なんで、なんで……
欲しい言葉をくれるの……??



頬を涙が伝う。


ピロリロリン♪

その時、再び携帯が鳴る。

携帯を開き、メールを確認する。


すると、雫からだった。

「堂々と頑張りな!私はいつでも美和の味方だから!(b^ー°)」


私、雫と友達で良かった。



改めてそう思った。