――――――… あれから夜になった。 約束通り、そうちゃんは 7時を過ぎた頃にうちに来た。 「いただきます!」 相変わらず学校とは正反対の そうちゃんが食卓に並ぶ。 「いや〜奏祐君、1学期お疲れ様〜。 ほれっ、コップコップ。」 「あーっ、すいません♪ おじさんも。」 と、2人はニコニコしながら ビールを注ぎ合っている。 「ちょっと奏祐君、聞いてくれる〜?」 今日の晩ご飯の唐揚げを食べながら お母さんが尋ねた。