「ちょっとみなー?

今年からお世話になるんだから、
お見送りくらいしなさいよ〜!」


「え!?」


「お〜みな、見送ってくれるの?」


そう言って肩を組んできたそうちゃんに
思わずドキっとしてしまう。


(この酔っ払いめ…)


仕方なく上機嫌な酔っ払いそうちゃんを
近くまで見送ることにした。