6限目が終わり
ホームルームも終わった。


休み時間以上にざわつく教室。

「じゃあ、あたし帰るね?
パシリ頑張って!
みーなーみちゃんっ。」


「うん、ごめんね、
一緒に帰れなくて…。」


「いーよ!じゃあね〜」



沙織はカバンを肩にかけ
手を振りながら教室を
出て行った。


(…さてとっ!)



あたしは職員室へと
向かった。