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「何で来たの――!来ないでよ、連絡も絶ったじゃない」


いつもの公園に私の荒げた声が広がった。


急いで場所を移した公園で、周りを気にする余裕など今の私にはあるはずがない。


それだけ私は今、予防線という名の心の細い糸が千切れないようにするのが精一杯。


「何も連絡がつかないから心配で……、ごめん」


公園の隅に突っ立った彼は申し訳なさそうに俯いた。


そんな彼に胸がどんどん苦しくなる。


私が一方的にぶつけた怒りなのに、何で彼は謝るの……。


胸が罪悪感でいっぱいだ。