「……随分とあっさりしてるんですね、貴方」

「あ、いや。おかげさまで。何かむしろ反応薄くてスイマセン」





――――丁度日付が変わった頃、突然、鍵のかかった自室で。
それもベッドの上にちょこんと正座しながら死の宣告をされたりなんかして、一体どれだけの人間が思考を正常に機能させられるだろう。


……おまけに幸か不幸かはたまた夢か、そのお相手が俺の好みにドストライクなのだ。