数分後、帰ってきたレイの両手には大量の炭酸飲料が詰まった袋が持たれていた。


「面白いですね、これ。しゅわしゅわして」

昨日試しに冷蔵庫のコーラを飲ませてみたのだが、どうやら気に入ったみたいだ。


振って飲むともっと美味いよと言ってみると、そうなんですかとシャカシャカ振り始めた。

俺は途中から笑いが堪えきれなくなったが、その意味に気付かないレイは蓋を開ける。



泡の爆発。

驚くレイに俺の我慢も限界。
爆笑。





……その後、俺の貴重な数時間はレイの説教に使用された。

ま、楽しかったし寝るよりずっと良いか。