「ドナーを探しているのですが
 見つからなくて・・・。
 見つかっても、もうそろそろ
 体がもたなくなってくるので・・・。」
その先は一番聞きたくなかった。
誰か、この看護師さんを止めて!
「いいお知らせです!!」
そぅ聞こえて私はバッと顔を
あげた。
雄大も同時に顔をあげた。