君がこの手紙を読んでいるということは
僕はもうこの世にはいないのでしょう。

君とこんな形で最後を迎えるのは
とても悔しいです。

あの日、君に言われたとうり
病院に行っとけばこんなことにはならなかったのかもね。

本当にごめん。

君はあの夏の日のこと覚えてる?

あの日の甲子園で君と僕は付き合うことになったんだよね。
最初は僕の片想いだったんだけど
君が言ってくれたんだよね。

『甲子園に連れて行って』って。

ちゃんと君の願い事叶えれてよかった。

それから君が毎日見せる、キラキラした笑顔が大好きだった。

でも、もうそれを見ることは出来ないんだね。

でも、もういいんだ。

君は僕になかったものを
いっぱいくれた。

それだけで僕は幸せです。

今まで本当にありがとう。

こんな長くなっちゃってごめんね。

この人生は僕にとって
最高の人生でした。


そして最後にもうひとつ。







君と過ごせた時間は僕にとっての宝物です。