ーーーゾクッ



「ぁっ、あ、あっ…!!」

「ん?どぉした、晴?急に感度良くなったんじゃねーの?笑」

「あぁっ…!!」


もう、何がなんだか訳が分からない。
俺の思考回路は既にシャットダウンしてしまっている。




「今日はまだまだこれからだぜ?」

「ーーーっ!!!」













あれから何度もイかされて、俺はベットの上でグッタリとしていた。
隣には俺の髪を撫でている蓮。


蓮の愛は重いくらいに伝わった。が、俺は龍也と別れろという蓮の問いかけにだけはどうしても頷く事が出来なかった。


『裏切れねぇもん…』


枕に顔を埋める。

髪に触れる手の動きがピタリと止まった。

『…どぉしたんだ?』

「ホントに晴は強情だな」

『…は?』

ゆっくりと顔を蓮の方へと向ける。
それと同時に重なる唇。

さっきまであんな事をしていたというのに、たったこれだけの事で顔が真っ赤に染まる俺。

そんな俺をみて満足そうに蓮は微笑む。

その笑顔にも胸がキュンと締め付けられる。

「他人に流されない強い意思を持ってる…。
簡単に手に入らない分、俺は燃えるなぁ~。」

「??」


「ただ」

「んぁ?」

「俺以外の奴と付き合うっていうのは気に食わないから」

「…」

「晴にはもっかい意地悪しとこーかっ」

「ーーーっ!!!えっ、ちょっ、まっ!!!」


蓮が手に持っているものを見て俺の顔は一気に青ざめる。


そっ、それだけはやめてくれぇええええええっ!!!!!!!泣