その手は滑る様にして滑らかに服の下を弄(まさぐ)る。

「ちょっ…やっ!!おまっ、どこ触ってーーーヒゥッ!!」

少しの抵抗を見せた途端、蓮が胸の小さな突起を指で小さく弾いた。

「やっ、やめっ…ンッ!!」
「へぇ…ここだけで感じるんだ?かっわいい…」

そう言って赤い舌をチラリと覗かせながら唇を舐める蓮。

その姿をもいやらしく見えてしまう。

「蓮、お前…何でこんなことっーーぁ…あっ!!」

今度は指の腹で強く押しつぶされる。

「何で…か。」

呟きと共にはぁーっと軽くため息をはく。
「晴さ、俺が何で急に素っ気なくなったのかわかってねーだろ?」

そうだ。

今でもその理由は分からないままだ。

「知らねーよ、そんなのっ…」

答えている最中も手の動きは止まらない。


「やっぱり。」

「??」

一瞬の間があった後、手は下へとおりていきある一点で止まった。

「あっ、やだっ!そんなとこ触ーーーやぁっ!!」


「お仕置きが必要、だからな?」