そんな事を思っていると、蓮がふっと笑った。
「ン…ぁ、何っ…」
「嫌、その感じてますって顔ヤベーなと思って…」
「ーーーっ!!違っ!!感じてなんかねーっ!!」
バッと蓮の体をおし、慌てて離れる。
「照れちゃって、かぁーわいい。」
その言葉にカァーッと顔が一気に赤くなる。
「照れてねーばかっ!!」
…とまぁこんな事があり、俺は一種目しか出場しない訳です。
(キスのくだり要らなかったんじゃねーのか…?)
「あぁ、蓮様に何か言われたんなら仕方ねーか…」
ヨースケも分かってくれたみたいだ!(勿論説明かなりはしょったけど…)
「んじゃお前本当に騎馬戦だけかぁ…」
「あっ、うん!騎馬戦だけ(苦笑)」
「騎馬戦…これは危険だな…」
「ん?ヨースケ今何か言ったぁ??」
「いや、何も。」
「そぉか…」
「…まっ、気を付けろよ。」
そう言って俺の頭をワシャワシャしてから三組に戻って行ったヨースケ。
「気を付けろよって…何をだ??」
ヨースケの残した言葉にハテナを沢山浮かべたまま
体育大会開幕ーーー!!