「青谷…お前ってマジで性格わりぃーのな…」

「いやいや、誤解しないでよ。好きな子が色んな表情見せてくれたらそりゃ嬉しいでしょ?だから君が泣いて嬉しいって言うのはーーー…」


「ちょっと待て。お前何か言ってる事可笑しいぞ。」


「え?何が?」

「好きな子がってお前は蓮の事が好きなんじゃ…」

「好き?僕が?蓮を??」

再度問い直されて、コクリと頷いた。
その瞬間お腹を抱えて笑い出した青谷。

マジでなんだよこいつ!

「クッ…あははっ!!僕があいつを好きな訳無いだろっ!寧ろ嫌いだし。」

「え?!嫌い!?」

いやいやいや、あからさまな態度とってた癖に蓮の事が嫌いとか意味わかん無いんだけど!

「で、でも蓮と、その、エ、エッ…チとかしてたんじゃ…」

痛いけど気持ちいいとか言ってたし…

「はぁ?やめてよあんなやつと僕がセックスなんて。マッサージの事だし、さっきの会話は。」

マッサージ…
痛いけど、気持ちいい…
うん。確かに言えてるな。



…じゃ、なくて!!


「お前って俺の事好きなの?!」


「あー…まぁ、正確に言えば違うけどね。」







「は?」