そっと顔を近づけてみる。


うわ…まつ毛、長ぇな…。
て言うか本当にムカつく位綺麗な顔してんなあ。





『一体何人の女(やつ)と付き合ってきたんだよ…』


そう思うと何か腹立ってきたぞ。


「蓮は、俺のだっ…」

チュッと唇を重ね合わせた。

ゔっ…なんか、スッゲー恥ずかし…
「随分と可愛い事してくれるんだな。」

「!?え、あ、お前起きて…?!」

「まぁな。」

「ど、どどどこから…」

「そうだなぁ、蓮は俺の「うわぁあああ!!良いっ!良いから!もう!!」


くっそぉ〜!
何だよこいつっ!

「そんな意地悪し無くても良いじゃんかよ〜…」

ベッドの側に小さく体操座りをする。
拗ねてやろうかな。


そう思っていたら頭に優しく置かれた手。俺、これされると弱いって事にもしかして気付かれてんのかな?

「そう拗ねんなよ。可愛かったぜ?」

「…嬉しくねーよ。」


クスクスと笑いながらゆっくりと近づいて来る綺麗な顔。

そのまま流されるままにキスをする。





んー…
あれ?



そう言えば結局こいつ、なにしにきたんだ?