キスって…楓と龍也が?
「龍也、それってどう言うーーー」
“どう言う事?”と聞こうとして龍也の方を見上げたが、そこにあったのは片手で顔を隠した龍也の姿だった。
「ごめん、晴。また今度話すから今回この話は流してくんないか。」
最後は疑問符の形と言うよりも、強制的な口調だ。
…
「分かった!今は聞かねー!じゃあまた今度な!!」
笑顔でそれだけ言って、ヨースケをすぐ隣にある俺の部屋へと強制的に引きずりこむようにして、その場を離れた。
カチャン、と鍵をかけてから「はぁ」と軽いため息をつく。
なんかこの一瞬ですげぇ疲れた…。
「なぁ晴、俺自分の部屋に戻っていいか?」
「ダメだっ!お前にはまだ聞かなきゃいけない事が沢山あるんだっ。」
「さっきのあいつの事だろぉ?それなら今度話すって本人も言ってただろ…」
それは確かにそうだけど。
もっともな事を言い返されて何も言えずに押し黙ってしまう俺。
だけどさ、気になるもんは気になるんだから知りたいんだよっ!
自然と唇が尖っていく。
「おい、拗ねんなよ。」
そう言ってヨースケに尖らせている唇を手で引っ張られる。
「いひゃい。(痛い)」
涙目で訴えると、くくっと笑ってから手が離される。
「分かったよ。そんなに気になるんだったら教えてやるよ、あいつの噂話。」
やれやれと言った感じでこちらに目を向けたヨースケ。
うん、
やっぱりこいつの事大好きだ!
「龍也、それってどう言うーーー」
“どう言う事?”と聞こうとして龍也の方を見上げたが、そこにあったのは片手で顔を隠した龍也の姿だった。
「ごめん、晴。また今度話すから今回この話は流してくんないか。」
最後は疑問符の形と言うよりも、強制的な口調だ。
…
「分かった!今は聞かねー!じゃあまた今度な!!」
笑顔でそれだけ言って、ヨースケをすぐ隣にある俺の部屋へと強制的に引きずりこむようにして、その場を離れた。
カチャン、と鍵をかけてから「はぁ」と軽いため息をつく。
なんかこの一瞬ですげぇ疲れた…。
「なぁ晴、俺自分の部屋に戻っていいか?」
「ダメだっ!お前にはまだ聞かなきゃいけない事が沢山あるんだっ。」
「さっきのあいつの事だろぉ?それなら今度話すって本人も言ってただろ…」
それは確かにそうだけど。
もっともな事を言い返されて何も言えずに押し黙ってしまう俺。
だけどさ、気になるもんは気になるんだから知りたいんだよっ!
自然と唇が尖っていく。
「おい、拗ねんなよ。」
そう言ってヨースケに尖らせている唇を手で引っ張られる。
「いひゃい。(痛い)」
涙目で訴えると、くくっと笑ってから手が離される。
「分かったよ。そんなに気になるんだったら教えてやるよ、あいつの噂話。」
やれやれと言った感じでこちらに目を向けたヨースケ。
うん、
やっぱりこいつの事大好きだ!