「ちょっ、ちょっと待って!え?!龍也お前は俺の事が…いや、てか、楓と付き合って、それっていつから…え、えぇ!?」
「晴、取り敢えず落ち着け。」
パニックになる俺の肩を優しく叩き、なだめるヨースケ。
そんな俺たちを見ている顔面蒼白な龍也。
「俺、この前聞いたんだわ。龍也って奴と蓮様の弟が付き合ってるって噂。
この反応見ると、あながち嘘って訳でも無いみたいだな。」
まだ頭の中の整理がつかない俺を他所に、淡々と落ち着いた様子で話を進めて行くヨースケ。
「…付き合うっつっても最近話すようになったってだけだ。」
あ、なんだ。
付き合ってるって、そっちの付き合ってるって意味なのかーーー
「最近話すようになった奴同士がキスするかね、普通。」
「ーーーっ!!」
「キスぅ?!」