思わず口をついて出た言葉に一瞬「しまった!」と思ったが、そんな事よりも蓮の可愛さが勝っていて、俺は次の行動へと出てしまう。

「なっ、お前何すんだっ?!」

「うわぁ〜…サラサラ…蓮の髪の毛ってこんなサラサラなんだな!」

蓮の頭をナデナデ。

こんな事普段の俺じゃ絶対しないけどね。今は何か…うん、すげー撫でてやりたくなる顔してたし。

「お前なぁ…」

初めは抵抗していた蓮も、ハァと一息ため息をつくと観念したとでも言う様に大人しく俺に撫でられている。


「…今日だけだぞ。」

「うん!」