「そうなんだ。その…盛り上がれないのは?」
「う~ん…なんだろうね。こっちが色々話を持ちかけても乗ってくれない。聴く音楽は結構一緒だよ。洋楽だし。でも何故か流される。音楽の話すると。」
あたしには同い歳の彼氏が居て、もうすぐ付き合って二年になる。
彼はどちらかというと真面目。頭もよくて、勉強が出来る。さらにサッカーが好きなスポーツマン。
出会ったのは彼が大学生の時。卒業して今は、某住宅営業会社に就職した。
配属先が、隣の県だった為今は「中距離恋愛」をしている。
昼間の混んだ道だと車で片道3時間。
深夜の空いた道なら片道1時間半。
しかし120㌔で飛ばして。
「そっかぁ。音楽好き同士なら絶対盛り上がれるのに。謎だねぇ。」
ケータはギターを軽く弾きながら、話を続ける。「普段からそんなに話さないの?」
「ううん。そうでも無いよ。音楽や映画の話になると乗ってくれない。彼氏だって好きなのに。むしろあたしより全然詳しいはずなのに。」
これは、ずっと疑問だった。
あたしは、趣味の話をするのが好きだ。共通しているのなら尚更だろう。
その前の彼も、音楽や映画やオシャレが好きで良く盛り上がった。
あたしはギタリストと縁は無かったものの、趣味が一緒の人には縁があった。
ただ、今付き合ってる彼は好きなのに盛り上がれず、あたしは途方にくれていた。
「う~ん…なんだろうね。こっちが色々話を持ちかけても乗ってくれない。聴く音楽は結構一緒だよ。洋楽だし。でも何故か流される。音楽の話すると。」
あたしには同い歳の彼氏が居て、もうすぐ付き合って二年になる。
彼はどちらかというと真面目。頭もよくて、勉強が出来る。さらにサッカーが好きなスポーツマン。
出会ったのは彼が大学生の時。卒業して今は、某住宅営業会社に就職した。
配属先が、隣の県だった為今は「中距離恋愛」をしている。
昼間の混んだ道だと車で片道3時間。
深夜の空いた道なら片道1時間半。
しかし120㌔で飛ばして。
「そっかぁ。音楽好き同士なら絶対盛り上がれるのに。謎だねぇ。」
ケータはギターを軽く弾きながら、話を続ける。「普段からそんなに話さないの?」
「ううん。そうでも無いよ。音楽や映画の話になると乗ってくれない。彼氏だって好きなのに。むしろあたしより全然詳しいはずなのに。」
これは、ずっと疑問だった。
あたしは、趣味の話をするのが好きだ。共通しているのなら尚更だろう。
その前の彼も、音楽や映画やオシャレが好きで良く盛り上がった。
あたしはギタリストと縁は無かったものの、趣味が一緒の人には縁があった。
ただ、今付き合ってる彼は好きなのに盛り上がれず、あたしは途方にくれていた。