「うん!てかね、今日の朝テレビ電話しちゃった!」
あたしは、事務所に提出する原稿を書きつつ、手を止めてヒトミに向き直った。
「マジ!?凄いじゃ〜ん!!ケータ君、元気だった〜!?」
ヒトミは、相変わらずつけまつげをピコピコさせ、甲高い声を発しているが、お弁当の蓋を閉じていた。
まだ、半分も食べていないお弁当を。
「てか、ヒトミどうしたの?もうお腹いっぱい?」
「う〜ん、なんか要らない!食欲無いかも」
いつも、お弁当以外にもお菓子もむさぼる大食いヒトミが(←あたしもだが)珍しく食欲が無いなんて、あたしは不審に思った。
「なに、風邪?熱あるの?」
おでこに手をあてる。
そんなに変わらないか、少し熱いかな…そんな程度だった。
「最近熱っぽいけど大丈夫だよ!昨日の休みに注射打ってきたし!医者は風邪だって。薬も飲むし、治る治る!」
ヒトミは大口を開け、水と粉薬を飲みこんだ。
「本当に大丈夫なの?無理しないでね!今日早退する?別に暇だし、あたし夜まで一人で平気だよ!」
平日は、ただでさえ暇だ。
ヒトミに無理させるぐらいなら、あたしは一人で充分だ。
あたしは、事務所に提出する原稿を書きつつ、手を止めてヒトミに向き直った。
「マジ!?凄いじゃ〜ん!!ケータ君、元気だった〜!?」
ヒトミは、相変わらずつけまつげをピコピコさせ、甲高い声を発しているが、お弁当の蓋を閉じていた。
まだ、半分も食べていないお弁当を。
「てか、ヒトミどうしたの?もうお腹いっぱい?」
「う〜ん、なんか要らない!食欲無いかも」
いつも、お弁当以外にもお菓子もむさぼる大食いヒトミが(←あたしもだが)珍しく食欲が無いなんて、あたしは不審に思った。
「なに、風邪?熱あるの?」
おでこに手をあてる。
そんなに変わらないか、少し熱いかな…そんな程度だった。
「最近熱っぽいけど大丈夫だよ!昨日の休みに注射打ってきたし!医者は風邪だって。薬も飲むし、治る治る!」
ヒトミは大口を開け、水と粉薬を飲みこんだ。
「本当に大丈夫なの?無理しないでね!今日早退する?別に暇だし、あたし夜まで一人で平気だよ!」
平日は、ただでさえ暇だ。
ヒトミに無理させるぐらいなら、あたしは一人で充分だ。