「エーコ、あのさ…」
午後7時。二人で適当にドライブ中。
ケータは言いにくそうに口を開いた。
「昨日、留学ジャーナル行って話聞いてきたけど、色々なプランとかあって迷ったよ〜!例えばさぁ…」
ケータは笑いながら、だけどどこか上の空な感じがした。
あたしは、話を聞きながら、本題はそれじゃ無いんだな、と悟った。
「それでさ、一応学校が三ヶ月区切りで。俺は、語学勉強ってよりも、音楽を学びたいし、一応三ヶ月はちゃんと通って、その後は別の、ほら前言ってた学校行かなくても単位取れる学校に転入しよかなって考えてる。」
ケータは軽くため息をつく。
「でさ、留学の出発予定なんだけど…」
ほら来た。
あたしは唾をのんだ。
胸の動悸が激しくなる。
ついに出発予定を決めたのか…
「まだ、迷ってるけど、予定は6月頃かなって。だけど留学ジャーナルの担当者に、今ならギリギリで三月後半出発の申し込みに間に合うって進められて…」
え?三月…?
午後7時。二人で適当にドライブ中。
ケータは言いにくそうに口を開いた。
「昨日、留学ジャーナル行って話聞いてきたけど、色々なプランとかあって迷ったよ〜!例えばさぁ…」
ケータは笑いながら、だけどどこか上の空な感じがした。
あたしは、話を聞きながら、本題はそれじゃ無いんだな、と悟った。
「それでさ、一応学校が三ヶ月区切りで。俺は、語学勉強ってよりも、音楽を学びたいし、一応三ヶ月はちゃんと通って、その後は別の、ほら前言ってた学校行かなくても単位取れる学校に転入しよかなって考えてる。」
ケータは軽くため息をつく。
「でさ、留学の出発予定なんだけど…」
ほら来た。
あたしは唾をのんだ。
胸の動悸が激しくなる。
ついに出発予定を決めたのか…
「まだ、迷ってるけど、予定は6月頃かなって。だけど留学ジャーナルの担当者に、今ならギリギリで三月後半出発の申し込みに間に合うって進められて…」
え?三月…?