長いジャムセッションが続き、JimiJimi'sの演奏が終了した。



ケータ…


あたしは、身体中の全神経を震わせてステージを凝視していた気分だ。


個性的な三人が織り成すロックサウンドは、最近の生温いJ-POPを聞くような連中には、難しいかも知れない。


けれど、きっとそこに居た人達は、彼らの音を受け入れてくれたのでは無いだろうか。




まぁ、誘ってくれたタケとテツの顔なじみばかりだろうけど…


今回出演するバンドは、顔なじみの集まりだから。



あたしとケータは、知らないバンドばかりだけど。