何が楽しいのか笑っている
「キャハハハハ…ハ…ハ…」
笑い声が途絶えたかとおもうと
「ァ゙ッア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!」
突然、唸るように叫びだした
瞳は赤く否、紅く染まり
血を浴びたように髪は根元から真っ赤に染まった
「ァ゙…ァ゙……」
体を動かそうとしても、なぜか上手く動かすことができない
ギロ
女の子は紅く染まった瞳で私を睨んだ
「ねぇ、ありすちゃん」
さっきの声音とは、似ても似つかないはっきりした口調で私の名を呼ぶ
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