怖い…… 亮佑に感じたときとの怖さじゃない… もっと、危機感を感じる…っ 「いらない…っ!離して…!!」 あたしは、一生懸命 掴まれてる手を振り払おうとするけど やっはり、女の力で適うはずない。 「お姉さん~こっちこっち~♪」 男の子に引っ張られそうになったとき 「人の女に何やってんだよ」 別の誰かに、肩を抱え込まれた。 あ…この匂い… 亮佑だ…