「紫苑〜」
「ん…何…」
「キスしてい?手繋いでるだけじゃ足りなくてさ」
「…勝手にしろ…」
「お言葉に甘えて」
この部屋には、ちゃんと二つベットあるんだけど、紫苑の寝てるベットに二人で寝てる。
理由?
二人で寝たいからだけど?
一人って寂しいじゃん?
だから、二人で寝てる。
キスだって出来るし、手も繋げるんだぜ?
こっちの方がお得!
それに、紫苑の寝顔見れるし。
寝言も聞ける可能性あるじゃん!
「…律…」
「そんなにくっついて何?」
「離れる気ないから。律が嫌って言っても」
「俺もだけど?」
たとえ、学校や勉強が忙しくても、俺は紫苑を優先する。
だって、紫苑が大好きだから。
紫苑は、卒業してからが不安なんだろ?
大事!
俺、ちゃんと紫苑の相手するから!