「えぇ！？先輩マジですか！？」
「うるせーよ」
俺は伊織と屋上で話してた。
実はというと、俺は天海より先に紫苑に告ることにしたんだ。
そのことを伊織に話してる。
「姉さんにか〜…ＯＫしてくれますよ！」
「だといいがな」
「え？どーゆーことですか？」
「あいつ、自分の気持ちに鈍感だから、気づかねぇと思うぜ」
「大丈夫ですよ、絶対両想いですよ！」
一途な俺は、出会ってから今でも、ずっと好きなんだ。
小学生んときの好きな人も、中学んときも今もずっと。
あいつのこと大好きなんだ。
親友としてじゃなくて、一人の女子としてね？
