真人が目覚めると、時計は10時を指していた。カーテンの隙間からはさんさんと光が射し込んでいる。


ソファーで小さくなって眠ったせいか、体のあちこちが痛んだ。


ふとベッドの方に目をやると、ベッドがもこりと膨らんでいて、真人はそこでやっと昨日の出来事を思い出した。