呑気にそんな風に考えていると、肩をポンッと叩かれる。
「おはよ、雫。どしたの?」
「紫穂ちゃん♪おはよ」
なにがと聞くと
「ポケーッとつったってるから」
ポケーって…。
「ぅうん、なんもないよ」
笑顔で返すと、えぇ?と怪しまれた。
ごめん、紫穂ちゃん。嘘ついた…。
だって、いきなり告白されたなんて言えるわけないじゃないですか…。
この時、あたしはあの男の子の告白は何かの間違いか…
それか、何かの冗談だと…。
軽く、受け流していた。
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