「そんないえるわけねぇだろ」
「お前と紗雪が双子じゃないなんて」

え?あたしと潤が双子じゃない?
どういうこと?

「あぁそんなことばれたらやばいよ」
「だな」

ほんとなの?ウソ??
なんで?あたしは誰の子なの?

そのあとあたしは部屋に戻り
よーく考えた。
そしてあたしは誰の子なのだろう?
その夜は考え、考えでも
答えは出なかった。

そして次の日・・・

「おはよー」
「おはよっておい紗雪顔ひどいぞ」
「うそ?」
「いやほんとクマだらけ」
「あ、ちょっと考え事しててね・・」
「考え事って??」
「え・・ちょっとね」
「そうか」
「うん・・・」

今日はなんとか誤魔化せたけど
明日、明後日、明々後日はどうだろ
このことは結構考えると思う・・・
潤ともかおが合せられないし・・・
杏樹の家にでもとまろっかな?
よし、そうしよう
そのほうがいいだろうか?
杏樹にメールしとこ
さっき潤はまた部屋に戻ったし
「あ、返信きた」

From杏樹
Subjectどしたの?


べつにいいけど・・・
どうしたの?
ま、こっちきてね♥
そっから話聞くから

   杏樹☆

………END…………


杏樹ありがとね
潤にはちょっと
泊まってくるって
いっとこっかな・・・

「潤~」
「ん?」
「ちょっと泊まってくる」
「どこに?」
「どこでもいいじゃない」
「言わなきゃ行かせない」
「やだ」「いわない!」
「男か?」
「違うもん!」
「潤のバーカ大っ嫌い!」
「おい!」

なによ潤のばか・・・
今更心配なんて・・・
なにが「男か?」
バカバカバカバカ
もうなんなのよ!?