「んんっ!?」



え、何?



天星が、そっと唇を、離した。



「オレも、弱みゲット☆」




そう言って見せてきたケータイには、


しっかりと、あたしのファースト・キスの瞬間が写されていた。


「弱みって…最ッ低…!」


「バラされたくなかったら――」