『バスケ部なんだぁー・・!』


『でも本当にあの人なの?』


そのとき、雪は一瞬


ムッとした表情でこういった。


『そんなのわかんないじゃん!
 応援してくれるんだよね?』


雪は少し我儘な性格を持っている。


『う、うん・・』


私は焦って、そう答えた。


すると雪は可愛らしい顔で


『ありがとう!』


と私に笑って見せた。