「………誰が幸せだって?」
「ぎゃあ!!!?」
「…またか」
「あああす、飛鳥いつから起きてたの!?」
「ゆずかが水飲んでるあたりから」
「起きてるなら言ってよー!!」
「別に狸寝入りしようがしないが俺の勝手だ。
にしても、酔ったゆずかを運んできたおかげで色々いい事聞いたわ、
ごちそーさん♪」
「~~~~っ!!///」
あたしは顔から火が出そうなくらい恥ずかしかった。
「…え、てかあたし酔ってたの?」
「記憶ねえのかよ!!」
「うん、全然」
「ゆずかはな、俺がゆずかをお姫様扱いしたらこう言ったんだぞ?」
「うん、まず何であたしをお姫様扱いしたのか聞きたいんだけど」
「『お姫様じゃないもん、彼女だもん』って言ったんだ。
ヤバイくらい可愛かったわ、襲いたくなるくらいにな」
「んなっ!!?!?」