「ゆずか…?」




あ~、なんかやばい…、フラフラする…。

もう…目の前真っ暗…。



そこであたしは意識を手放した。










「…ん」



再び意識を戻して目に入ったのは、自室の天井だった。



「!!!!」



起き上がって突如襲ってくるのは…、吐き気。

ベッドから出ようとしても何故か出れなかったため、
丁度いい所にあった水のペットボトルを手にして水を飲んだ。




「はあ…苦しかった……」



水を飲んで落ち着くと、ベッドから出られなかった理由が分かった。



それは…、

あたしのお腹の上で飛鳥が寝ていたからだ。