「本当にいいの?あんなにすき放題言わせといて。」

「どうせ何を言っても聞かないから。正直どうでもいいかな?言いたいやつは勝手に言ってろーって感じ。」

何を言ってもなんでもかんでも見た目で人のことを判断する世の中。

赤い髪で毎日夜遊びをしている私なんて、皆からしたら相当な悪。

まぁそれでも補導にかかったことないんだけどな。

「でも茉仍衣の髪は地毛じゃん!なのに…」

「いいから。所詮は人間。見た目でしか判断できないんだから。」