校門まで3人で歩き、家が反対方向の千依架とはそこでわかれた。

「慧人くん、はるのことよろしくねー笑」

千依架はそんな事をいいながら帰って行った。
よろしくって…ただ方向が同じだけなのに…笑

「じゃ、俺らも帰りますか。」
「そーだね。」

ついさっき初めて話したのに、慧人の性格がいいからか、帰り道はあっという間だった。

すると、家の前に希条さんがいるのが見えた。

「はるちゃん、慧人、おかえりー。」