その家は、ご両親が早くになくなっておられるみたいで、2人暮らしなんだって。

その男ってやつに、あたしはこれから初めて会うことになる。

「・・・どうしよう、なんか変な人だったらっ!?」

よく、小説とかで行った先の男の子がめっちゃイケメンっ☆
とかってあるけど、

「世の中そんなうまくないだろ・・・」

なんて、独り言を行ってみたりする。

「なんかいったかぃ?」

「なんでもないよー」

おばあちゃんの運転する車に揺られること1時間ちょっと?

やっとその希条さん家についた。

「こんにちわー」

おばあちゃんの後について、玄関の前に立つ。

「はーいー

ドアがあいて、出てきたのは優しそうなおばあさん。

「こんにちわ、孫のはる、連れてきました。」

「まぁまぁヨシ子さん、それとはるちゃん、ようこそ。あんまりキレイな家じゃないけど、上がってくださいな。」

注:ヨシ子はあたしのおばあちゃん。