乱はあたしを気づかってわざとやられていた

こんなになるまで耐え続けていた


「…もう!なに言ってんのよー!!!」


乱はそのまま気を失った。

あたしはなにもしてあげられなかった

あたしが乱をこんな風にさせた

痛かったでしょ?
辛かったでしょ?

乱…

自分が狙われていることを知りながら

あたしを助けるために
暴力に耐え続けてくれた。


…乱,なんであなたはあたしなんかのために…?

その後,あたしとアヤは乱を病院に運んだ。