そんなことを言われるとほんとに死にたいとか思ってるんじゃないかって不安になる。





蓮夏は悩みごとよため込むことがなさそうで、でも小さいことで悩んだりするくせに自分だけで解決しようとするところがある。




そういうことで傷ついて、死にたいとおもってるんじゃないかって思った。




連夏をみると暗くなる俺と裏腹に蓮夏は笑顔だった。




「違うよー!ずっと先の話だよ!?もし死ぬ時が来るなら、その時はこの海で死ねたらいいなって思ったの。それにまだまだ死ねないしね!ってうわ!!ちょっ大志!?」





築いたら、満面の笑みで話す蓮夏を抱きしめていた。





「・・・よかったー。蓮夏が本当に死にたいと思ってたらどうしようってすっごい不安だった。」




情けないぐらい弱弱しい声




安心してなのか、まだ心配なのか蓮夏を抱きしめる俺の手にギュッと力を入れて、蓮夏の肩に顔をうずめたてた。