「あ、綾乃!?!?」

「伝わる?私のドキドキ、幸せな気持ち全部。」

「つ、伝わるけど・・・。」

「けど??」

「さ、さすがに、ちょっと心臓がもたねぇっていうか。」

そういって恭くんは目線を私の手のほうへむける。

「?」

私は不思議に思いながらも目線をたどる。

「・・・。・・って、え、えぇーーーーーーーー!!!」

「綾乃、声が大きい///」

「ごごご、ごめんなさい///。」