『了解! 体借りますわ〜』
そう聞こえた瞬間。
今度こそ本当に意識が途切れた。
***
白い怪しい霧が立ち込める。
「な…おまえ…」
驚く男性。
『あぁ〜久しぶりだわ〜!
腕鈍ってそう。』
立ち込めた霧から現れた、少女。
その子は
赤色のパーカーを見に纏い、金色の髪の毛をしていて、瞳の色が澄んだ青。
まるで…あの伝説の
“如月ココナ”そのものだった。
『えっとぉ…? 確か…公衆トイレの裏だったな』
少女は、公衆トイレの裏にまわった。
その現場の光景はとても酷いものだった。
男性数名が一人の女性にたかっている。
とても 服がはだけている女性からは、絶望すら感じる。
『あ〜あ〜。
そういう行為は、お家でやってくださいますか?』
「あん?
誰だてめぇ?邪魔すんなよ」
男性の一人が少女に喰ってかかる。
だが少女はビビりもしない。
「んだ?てめぇ?ムカつくんだよっ」