「でも、上手く笑えないんです。笑い方を忘れちゃったみたいに」 松原ユウは笑ってなんかなかったんだ。 ジュンの死を受け入れられてねぇんだ。 「本当、ごめんなさい」 松原ユウは泣いていた。 「謝ったってジュン君は帰って来ないのは知ってます。でも、本当にごめんなさい」 .