気を使ってくれたのか、
雄介の母さんが送ってくれることになった。


すると、雄介もついてきた…


家までの車内。

空気が悪い


何も話すこともなく、家に着く…



車を出て、あたしは

「じゃあ。」

そう言った。


するとなぜか、雄介は泣いていた…

あたしまで泣きそう。


でも、さよなら。



家に入り、部屋に行く。

すると涙が溢れ出る…


別の子を選んだ

終わったんだ


そう思った…



雄介の涙。

あたしのこと思って泣いてたの?

そう思うと…期待。



だめ。そう自分に言い聞かす…