屋上で会う…そんな日が度々続いた。



また屋上で会ったとき…

セックスを終え、
抱きあいながら夜景を見てると
雄介がふいに言う…


雄「やっぱ。お前といると落ちつく…」

彩「なによー、急に。」

雄「んーん…何も」

彩「…そっかぁ」


うつむく雄介。

そんな雄介を見つめてるあたし。

そして雄介が言う…


雄「なぁ…俺とより戻さね?」

彩「えっ…彼女は?」

雄「…別れた」

彩「…そうなんだ」


内心、嬉しかった…


雄「より…戻す?」

彩「…うんっ!」


辛さから解放されたあたし…

涙が止まらなかった。

うれしくて、うれしくて
たまらず抱きついた


雄介は、頭を撫でてくれた…