ともかは大きな貝 のベッドに横たわ っている。 「これっきりです 。もし、もし、ま たともかさんがこ こで溺れるような 事があっても、も う二度と助けない であります」 「……あのね、あ たしもう変化し始 めてるみたいだよ 。離れても意味な いんじゃない? それとも、もうあ たしと会うのが嫌 になったの」